診療点数・加算等にかかる掲示

◆生活習慣病管理料

当院では「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」が主病の患者様は、厚生労働省の指針に従い「生活習慣病管理料」を算定いたします。算定にあたり、患者様ごとに「療養計画書」を作成しお渡ししています。

療養計画書の作成には、患者様個々に応じた目標設定と必要な指導の確認を要するため、初回は「診察の前に問診票の記入」をお願いいたします。問診票記入後、看護師が内容の確認に伺います。(身長・体重等、不明な場合は測定します)「療養計画書」は診察時に医師と内容を確認していただき、患者さまに署名をお願いしております。

※状態が安定していると医師が判断した場合は、「長期処方」の対応もさせていただきます。

◆ベースアップ評価料

当院では、現在、国の方針として進められている「賃上げ」について制度化したものの中で医療機関に対して定められた仕組みのなかの1つとなります「ベースアップ評価料」を6月から開始します。具体的には、6月以降、患者様の診療費のなかに下記点数が加算されますので、お知らせ申し上げます。

外来ベースアップ評価料(Ⅰ)
1 初診時 6点
2 再診時等 2点
3 訪問診療時
イ  同一建物居住者等以外の場合 28点
ロ  イ以外の場合 7点

今回の制度は特例的なものとなりますので、今後、制度の変更が国からの通達でございましたら、都度それに順じて対応いたします。

◆一般名処方加算
当院では、後発医薬品のある医薬品について、商品名ではなく薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。お薬の商品名ではなくお薬の有効成分を処方せんに記載することを「一般名処方」と言い、一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合でも、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。

◆明細書発行体制等加算について
当院では患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に、明細書を発行しております。明細書には使用した薬剤名や行われた検査名が記載されます。

◆外来感染対策向上加算
当院は、院内感染防止対策として必要に応じて次のような取り組みを行っています。感染管理者である院長が中心となり、スタッフ一同院内感染対策を推進します。
 ・院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的とした研修等を行います
 ・感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
 ・標準感染予防対策を踏まえた院内感染対策マニュアルを整備します
 ・感染対策に関して医師会等とも連携し、必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。